ベストセラーの1つである「嫌われる勇気」の著者、岸見一郎氏による新刊「介護のためのアドラー心理学入門」 (改訂新版?) を読了した。氏の個人的な介護体験に基づく、介護者の負担はどうすれば軽減することができるか、どうすれば年老いた親とよい関係を築けるのかに関する(アドラー心理学的な)考え方は多くの人に参考になるヒントがあると思う。

私が今年読んだ本のなかで、ショックとともに感銘を受けた最も素晴らしい本であり、多くの人にお薦めしたいと思う。
「存在のレベル」での承認が "核" となるところと理解したが、これが自然にできるようになれば、きっと介護はうまくいくだろう。自分自身、頭では部分的に理解している気になっても実行できていない。他者にも、そして自分自身にも。実行できていない現実の意味するところは、心底では納得できていないがゆえなのだろう。そこに私の残された課題があることを認識させられた。今後、考えていきたい点は次の4つ。

・誤って接していた(亡き)親との関係の思い起こし
・介護される当事者側に自分自身がなった時の、配偶者や子どもと関係に対する思索
・教師 対 (病気持ちの)学生の関係での適切な対処

・幸運であった自分の恵まれた環境の振り返り

 

介護のためのアドラー心理学入門―どうすれば年老いた親とよい関係を築けるのか

介護のためのアドラー心理学入門―どうすれば年老いた親とよい関係を築けるのか

  • 作者: 岸見一郎
  • 出版社/メーカー: アルテ
  • 発売日: 2014/10
  • メディア: 単行本
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